いと思って 1）コロケーション重視の語彙指導， 2）紙辞書を いることがわかった。 活用したノート指導，3）フリーライティングの指  この思いを，教育によって生徒自らが実現可能な 導，を試みた。年間およそ20時間の講座では，教科 「目標」にす

習活動 ングの方が， 1 人で行うプランニングよ である必要がある。本研究では，英語教育で広く行 りも，その後のライティング・タスクのパフォーマ われているペア活動と，ライティングのプロセスの ンスを高めるかどうかを検証した。用

イ 切な技能であることは言うまでもない。これまでも ンプットは長期記憶に送られ，学習者の中間言語に 217 ライティング授業における音読活動が作文に及ぼす影響

も同様に項目応答理論を用いて， を挙げている。また，相互評価は，生徒の動機づけ 大学生91人と教員4人を対象にライティングにおけ を高めたり（Orsmond, Merry, & Reiling, 1996） ，学 る自己評価，相互評価，教員評価の比較を行った。 習目標をはっきり認識させ

が問 グ・セクションを新設した。また，TOEIC でもス われる。昨今コミュニケーション能力をどのように ピーキングとライティング・テストが開発され，従 測るかが議論の的となっている。このコミュニ 来の TOEIC 試験とは別に受験することができ

に言語間のどのような違いに「気づく」ので カナダにおけるイマージョン・プログラムの子供た あろうか。Abe（2009）は，IELTS ライティングテ ちを観察した結果，大量の input を受けているにも ストを用いて，学生たちに自らが書いたエッセイ かかわら

で実際に求められたデータによるライティン 受動的に知識を授けられるより，ピアレスポンスが 128 第2言語ライティング学習時に協働作業によるピアレスポンスが生む創造性

れたものであり，これまでにアカデ  本研究の目的は，日本人中学生，高校生，大学生 リサーチ・クエスチョン ミック・ライティングをはじめ， 教科書， 学位論文， の英作文を集めた学習者コーパスをテキストマイニ ビジネスレターなど，さまざま

のだが， たリスニング力をもとに多読や速読などリーディン 慣れるに従ってフレーズを長くしていく。 「サイ 「ライティング」の グ力の向上に力を注いでいる。 ト・トランスレーション」では， 同じくペアで行い， 授業では，毎時間エッセイを書き

ピーチをすること」「書 ，  一方，話し言葉の方は，日本人のインタビューテ 30 日本人英語学習者のスピーキング vs. ライティングパフォーマンスの比較分析のための指標